埼玉県 H様
H様は、来客時などにテーブルが狭くなってしまう不便さを感じていたそうです。特にお孫さんが遊びに来たり、親族が集まったりする時にちゃぶ台があったら便利だと感じていたそうです。そんな時、ウメバチファーニチャーのちゃぶ台を知り、ご注文いただきました。
まさに、折りたたみ式のちゃぶ台が活躍する場面ですね。
木目にはこだわりたいということで、クリ材のブックマッチをおすすめしました。
ブックマッチとは、丸太から板を挽いたときの断面を、本を開くように並べ、木目が左右対称になるようにはぎ合わせた天板のことを言います。
丸太で材料を仕入れて管理しているからこそできる技法です。
天板を円形にすることで、座席人数に幅を持たせています。今回の製作品は、直径91cmで2~4人用です。多少詰めれば5人くらいまで座ることが出来ます。
脚は木工旋盤(木工ろくろ)と呼ばれる機械で丸脚に加工しています。
丸脚にすることで、和洋問わない印象になります。
昔ながらのちゃぶ台同様に、折りたたむことが出来ます。
天板が円形なので転がして移動することが出来ます。重さは約8.7kgで、女性や年配の方でも扱いやすいようになっています。
詳しくは下の動画をご覧ください。
(再生ボタンを押すと、使い方を動画でご覧いただけます。)
古いちゃぶ台にはぐらつきの大きいものが見受けられますが、今回製作したちゃぶ台は、脚を固定する部材をより硬いタモ材にすることで、長年の使用にも耐えられるよう工夫しています。
下塗りには、日本古来の素材である柿渋を用いています。
塗装直後はほんのり色が付いていますが、これから時間とともに色が濃くなり、味わい深くなっていきます。
(柿渋塗装の変化について詳しくは→こちら)
また、天板は耐水性を高めるためにポリウレタン塗料(食品衛生法適合)を塗り、最後に全体をオイルフィニッシュで仕上げています。
H様よりメールで感想を頂きました。
集まってすぐに団らんができる「ちゃぶ台」は以前から欲しいと思っていました。
ウメバチファーニチャーの本格的な手作りちゃぶ台は使ってみると、とてもしっかりしていて移動や収納に便利です。
天板の表面の木目が並行に揃い左右対称、その木目の美しさに心を打たれました。
手間暇かかる柿渋塗りだということもとてもうれしです。
時間をかけて丁寧に作ったちゃぶ台は心を豊かにしてくれるんですね。
使ってみて実感しました。
とても喜んでいただき、こちらもとても嬉しかったです。
ご注文頂きありがとうございました。
材質:クリ、一部タモ(国産材)
サイズ:Φ910 x H315 mm(折りたたみ時 H69 mm)
塗装:柿渋、ポリウレタン系樹脂塗料、植物性オイル
参考価格:¥145,000 オプション:柿渋塗装 ¥11,000(税込、送料別)
※ブックマッチ仕様は別途料金
ご注文方法についてはこちらをご覧下さい。
サイズ違いの製作も可能です。価格は下記をご覧下さい。
Φ600 x H215 mm ¥98,000
Φ760 x H270 mm ¥119,000
Φ910 x H315 mm ¥145,000
※柿渋塗装はプラス¥11,000になります。(税込、送料別)
・Φ600 mm
1人用のちゃぶ台です。お膳のような使い方で、酒卓としてもちょうどよいです。お子様のテーブル代わりにもなります。約4.5kg
・Φ760 mm
1人でゆったり、2人でちょうどよい大きさです。3人でも問題ないです。約6.6kg
・Φ910 mm
2人でゆったり、4人までならちょうどよい大きさです。少し詰めれば5人位まで座れます。
友人や親戚が来たときなど、来客時にも便利です。約8.7kg
ご注文方法についてはこちらをご覧下さい。
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