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野趣あふれる木の表情をそのまま額に収めた時計です。
 
木の節や入皮などを盤面にあしらいました。
入皮とは、生長過程で樹皮がそのまま幹に取り込まれた部分です。
 
中には杢（もく）と呼ばれる特長的な木目もあります。
角度を変えて見ると表情が変化する面白さがあります。
 
木が自然の森で生きてきた証がそのまま現れています。
 
 
ヒビ部分は自作の真鍮製鎹（かすがい）で留めています。

額の形は個性的な正三角形。
角にはチギリと呼ばれる薄板を二枚ずつ差し込み、強度を高めています。
デザインのアクセントにもなっています。
 
ムーブメントはSEIKOのスイープタイプです。
カチカチと刻むステップタイプとは異なり、スイープタイプは滑らかな動作で針の進む音がしません。
寝室など、落ち着く空間づくりに最適です。
 
置き時計、掛け時計兼用になります。