UMEBACHI FURNITURE

2019年8月22日1 分

豆ちゃぶ台の修理 R-2

最終更新: 2023年11月2日

埼玉県 Y様

修理した豆ちゃぶ台

骨董市で購入した豆ちゃぶ台にぐらつきがあり、直してお使いになりたいとのことでした。

使い古した風合いはそのままにしてほしいとのご希望でした。

豆ちゃぶ台(豆ちゃぶ、豆卓子)とは、小さなちゃぶ台のことで、膳の代用にする物でした。また、普段使うちゃぶ台の予備、小物を置く台、ままごと台などにも使われていたようです。

昔ながらの折りたたみ式のちゃぶ台は、起こし桟と呼ばれる板を立ち上げることで、脚を連結している貫を固定します。

脚を固定している状態

長年使っていると、部材が磨り減ったり、木がやせたりしてぐらつくことがあります。

今回は、脚を連結している貫に、薄いクサビを貼り付けることで、ぐらつきを解消しました。

用意した薄いクサビ

クサビを挟み込んで脚を固定したところ

もちろん折りたたみの機構はそのままです。

使い古した風合いをなるべく損なわないよう、蜜蝋ワックスでメンテナンスしました。

ウメバチファーニチャーでは、家具のオーダーだけでなく古家具の修理も承っております。

まずはお気軽にお問合せ下さい。

起こし桟調整 ¥2,750~ / 1箇所

蜜蝋ワックスによるメンテナンス ¥5,500~

(税込、送料別)

※修理の価格は家具の大きさや状態により異なります。

ご依頼方法についてはこちらをご覧下さい。

大きなちゃぶ台をリペアした事例は→こちら

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